冨樫 孝男(とがし たかお)
1975年会津若松で代々会津塗を家業とする家に生まれる。93年より石川県立輪島漆芸技術研修所にて、塗り・蒔絵・沈金を学ぶ。96年から木曽の漆芸家のもとで修行、99年会津若松に戻って独立する。家業とは一線を引き、「Togashi Takao」ブランドで作品作りを始める。JAPANの名で知られる日本古来の漆製品は、天然素材のみで創られる無公害の工芸です。天然の木地素材を吟味し混ぜ物ナシの自家精製の漆にこだわり、暮らしの中でずっと生き続けるもの作りをとめざす。無口で物静かな風貌がその決意の深さを物語っている。
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