山田 和男(やまだ かずお)
1964年石川県金沢市生まれ。玉川大学文学部美術専攻陶芸コースを卒業後、壺屋焼のおおらかさに惹かれて沖縄に移住。照屋佳信氏に師事。83年読谷村古堅に『てぃぬひら工房』を起こして独立。89年同じく読谷村渡慶次に工房移設。修行中から喜名焼古窯の発掘調査や養護学校非常勤講師を勤めたりと文化活動にも熱心に参加する熱い心も持ち主です。壺屋を学びつつ沖縄のやちむんの伝統にとらわれない独自の絵柄や形を展開しています。シーサーを擬宝珠にした蓋物や織部の片口など丁寧な作りは心を躍らせます。
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